虹の色の順番は赤と紫どっちが上?外側を誤解する理由と7色暗記法

虹の色の順番は赤と紫どっちが上?外側を誤解する理由と7色暗記法とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

気象条件が揃った際、主虹の外側に薄っすらともう一本の虹が架かる「二重虹(ダブルレインボー)」を目撃することがあります。幸運の象徴とされるこの現象ですが、実は2本目の虹(副虹)は色の順番が完全に逆転しているという決定的な特徴を持っています。

観察者の視点から見ると、主虹と副虹は鏡写しのような配列になっています。

  • 主虹(内側の明るい虹):外側が「赤」 ➜ 内側が「紫」
  • 副虹(外側の薄い虹):外側が「紫」 ➜ 内側が「赤」

この反転が起きる理由は、水滴内部における反射の回数です。主虹は水滴の中で光が1回反射して出てきますが、副虹は水滴の中で「2回反射」してから目に戻ってきます。鏡に映した像が反転するように、2回目の反射によって光の角度順序が入れ替わり、紫色光が約54度、赤色光が約51度の角度で射出されるためです。

さらに、2回反射する過程で水滴から逃げる光が増えるため、副虹は主虹に比べて格段に淡く暗くなります。主虹と副虹の間にある空が通常より暗く見える領域は「アレキサンダーの暗帯(Alexander's dark band)」と呼ばれ、光学ファンの間では見逃せない観察ポイントとなっています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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