命を救う心肺蘇生法のやり方|人工呼吸省略の理由とAedの最新手順

簡単にわかる! 命を救う心肺蘇生法のやり方|人工呼吸省略の理由とAedの最新手順の進め方をステップバイステップで解説します。

心肺蘇生法の手順において、最も重要な役割を担うのが胸骨圧迫です。心臓が止まると全身への血流が途絶えるため、手動でポンプ機能を代行しなければなりません。

心臓マッサージの正しい位置は、胸の真ん中にある「胸骨の下半分」です。左右の乳頭を結ぶラインの中央を目安に、手のひらの付け根(手掌基部)を当てます。もう一方の手を上に重ねて指を組み、両肘をまっすぐ伸ばして、体重が真上から垂直にかかる姿勢をとります。

胸骨圧迫の深さとテンポの基準は以下の通りです。

  • 圧迫の深さ:成人では約5cm沈み込むまで強く圧迫する(単に表面を押すだけでなく、しっかり力を込める)。
  • 圧迫のテンポ:1分間に100〜120回のリズム(音楽の「アンパンマンのマーチ」や「ステイン・アライヴ」のテンポが目安)。
  • 圧迫の解除:押した後は、胸が元の高さに戻るまでしっかりと力を抜く(リコイル)。ただし、手のひらが胸から離れないようにする。

胸骨圧迫は体力を激しく消耗します。疲労によって圧迫が浅くなると血流維持効果が激減するため、周囲に協力者がいる場合は1〜2分(約200回)を目安に交代しながら、圧迫の中断を最小限(10秒以内)に抑えるのが鉄則です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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