映画『大統領の陰謀』実話の真相とディープスロート正体を徹底追究
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物語の端緒は1972年6月17日未明、ワシントンD.C.のウォーターゲート・ビル内にある民主党全国委員会本部に、盗聴器を仕掛けようとした5人の男が侵入・逮捕された些細な事件でした。ワシントン・ポスト紙の新米事件記者ボブ・ウッドワードは、犯人たちの法廷審問を取材する中で、容疑者の1人が元CIA工作員であり、大統領再選委員会(CRP)と太いパイプを持っている奇妙な事実を察知します。
同じく同紙の敏腕社会部記者カール・バーンスタインも事件の異様さに気づき、取材を開始。当初は性格も取材スタイルも対極的だった2人は、編集主幹ベン・ブラッドリーの指示によりコンビを組むことになります。2人は膨大な帳簿の追跡、大統領再選委員会の職員たちへの泥臭い個別取材(ドアノック)を重ね、やがて侵入工作の資金がホワイトハウスの秘密資金から流出していた決定的な証拠へと辿り着きます。
本作の魅力を不動のものにしたのは、実在の人物を魂を込めて演じきったハリウッド黄金期の俳優陣です。
- ボブ・ウッドワード役(ロバート・レッドフォード):知的で粘り強く、時に冷静沈着に事実を積み上げる若手記者を好演。本作の映画化権をいち早く獲得し、自らプロデューサーを務めてプロジェクトを牽引しました。
- カール・バーンスタイン役(ダスティン・ホフマン):直感力に優れ、情熱的かつ大胆なアプローチで証言者の心を開かせる記者を熱演。対照的な2人の絶妙なバディ関係を見事に構築しました。
- ベン・ブラッドリー役(ジェイソン・ロバーズ):2人の若手を時に厳しく突き放し、時に権力からの圧力から全力で盾となって守り抜いた編集主幹。この迫真の演技により、アカデミー賞助演男優賞を獲得しています。