点字ブロックの工夫と秘密を徹底解剖!黄色い理由や突起の意味とは
点字ブロックの工夫と秘密を徹底解剖!黄色い理由や突起の意味とはを徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
「全盲の人に向けた設備なら、なぜ目立つ黄色で塗られているのか」という疑問は少なくありません。国土交通省および視覚障害関係団体の調査データによると、視覚障害者手帳を所持している人のうち、光すら感じない全盲の割合はおよそ1割から2割程度であり、残りの8割以上は光や輪郭、色彩を感じ取れる「ロービジョン(弱視)」の人たちです。
黄色が採用されている決定的な理由は、一般的なアスファルト(黒・濃灰色)やコンクリート(薄灰色)の路面と並べた際に、極めて高い明度対比(輝度比)を生み出すからです。視力がおよそ0.01程度であっても、コントラストが強烈な黄色であれば、ぼやけた視界の中で「あそこに道がある」と目視で把握できます。
景観条例や都市デザインを優先し、ステンレス製や石畳と同色のブロックを設置したエリアでは、「床と同化して見落とし、転落事故につながりかけた」という当事者の声が相次ぎました。現在では、色覚多様性(色弱など)を持つ人にも見分けやすいよう、周囲の床材との輝度比を「2.0以上」確保する安全設計が強く推奨されています。