イラストの斜め顔が劇的に崩れなくなる!プロが明かす立体感と黄金比の技術
イラストの斜め顔が劇的に崩れなくなる!プロが明かす立体感と黄金比の技術の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
安定した斜め顔を描くための絶対条件となるのが、精度の高い「アタリ」の構築です。アタリとは単なる下書きの下描きではなく、三次元空間における頭部の傾きとパーツの配置座標を確定させる設計図です。プロの現場で用いられる代表的なアタリの手法にはいくつかのバリエーションが存在し、自身の作風や習熟度に合わせて使い分けることが上達への近道となります。
初心者に最も推奨される基本手法は、「球体+側面の削ぎ落とし+十字線」をベースにするアプローチです。まず頭部を球体として捉え、側頭部を平らにスライスした円を描きます。そこに顔の向きを示す正中線(センターライン)と、目の高さを決めるアイレベルを曲面に沿って球体のカーブに沿わせるように引くことで、立体的な傾きが一目で把握できるようになります。
よりパースペクティブを厳密に管理したい場合は、頭部を「直方体(ボックス)」の中に収めるアタリが極めて有効です。箱のパースに合わせて顔の正面と側面の境目(エッジ)を意識することで、斜め顔における側頭部の見え幅や、耳の位置関係が狂うリスクを最小限に抑えられます。