世界で一番危険な国はどこ?外務省の警告と最新治安ワーストの実態

世界で一番危険な国はどこ?外務省の警告と最新治安ワーストの実態に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

一口に「世界で一番危険な国」と呼んでも、評価軸によって浮き彫りになる国情は大きく異なります。国際機関や研究機関が発表する複数の指標を比較検証すると、危険の質がはっきりと見えてきます。

イギリスのエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(IEU)や経済平和研究所(IEP)が公表する世界平和度指数ランキングにおいて、長年ワースト上位に沈み続けているのがイエメン、スーダン、南スーダン、アフガニスタンです。これらの地域では正規軍と反乱軍、あるいは過激派組織による武力衝突が常態化しており、国家そのものが住民を守る防壁として機能していません。

一方で、国連薬物犯罪事務所(UNODC)がまとめる殺人発生率の国別データに目を向けると、様相は一変します。戦争状態にはないものの、麻薬密売組織やストリートギャングが都市部を牛耳る中南米・カリブ海諸国が上位を独占。人口10万人あたりの殺人件数が異常値を叩き出すハイチやジャマイカ、ベネズエラなどが、日常的な暴力犯罪の極致としてリストの上位に並びます。戦禍による死か、組織犯罪による暴力か。どちらの指標を重視するかによって、「最も危険」の答えは二分されます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest