車のキュルキュル音を放置すると危険?原因と最新修理費用をプロが解説

車のキュルキュル音を放置すると危険?原因と最新修理費用をプロが解説について詳しく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「カー用品店で買える鳴き止めスプレーを吹きかけたら一発で音が止まった」「CRC系の潤滑剤を少し吹けば治る」といった民間療法が頻繁に語られています。しかし、現役の自動車整備士たちの証言を集めると、この応急処置に対して強い警鐘が鳴らされています。

取材に応じた国産ディーラーのチーフメカニックは、現場の実態を次のように明かします。

「ユーザー様ご自身で市販のスプレーを吹き付け、ドロドロに汚れた補機類を持ち込まれる事例が後を絶ちません。ベルト鳴き止めスプレーの効果と注意点を正しく理解していない方が多すぎます。スプレーの粘着増強成分は、すり減ったベルトの摩擦力を一時的に引き上げて音を消しているだけに過ぎず、物理的な劣化を修復しているわけではありません」

それどころか、市販スプレーを過剰に散布すると、ベルト溝に粘着性のスラッジが付着して小石や砂を巻き込み、プーリーの山を削る研磨剤と化してしまいます。さらに最悪なのは、金属用潤滑スプレー(一般的なオイルや防錆材)を吹きかけてしまうケースです。オイル成分が付着したゴムベルトは著しく膨潤・軟化し、グリップ力を根底から失って激しくスリップするか破断します。数千円の修理代を惜しんだ結果、補機類の総入れ替えとなり余計な出費を強いられる典型的なパターンです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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