東京駅Kitteのインターメディアテクはなぜ無料?見どころ・撮影ルールと所要時間を徹底解剖
東京駅Kitteのインターメディアテクはなぜ無料?見どころ・撮影ルールと所要時間を徹底解剖の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
丸の内の一等地、しかも東京駅直結の「JPタワー(KITTE)」内にありながら、インターメディアテクは常設展・特別展を問わず入場料無料、さらに日時指定などの事前予約も不要で誰でもふらりと立ち入ることができます。
一般的に、都内の国立・私立博物館や美術館の特別展であれば一般料金で1,500円〜2,200円前後、常設展でも600円〜1,000円前後の入場料が設定されるケースが大半です。なぜインターメディアテクは、これほど破格の運営モデルを維持できているのでしょうか。
その根底には、「日本郵便株式会社」の社会・文化貢献事業と、「東京大学」が推進する学術資産の公共還元という2つの目的が高度に融合した産学協同スキームが存在します。旧東京中央郵便局舎の歴史的建造物を一部保存・再生して誕生したJPタワーにおいて、日本郵便は都市における文化発信拠点の形成を目指しました。一方で東京大学は、明治期の創立以来蓄積してきた膨大な「学術標本」を密室の研究室に眠らせておくのではなく、広く社会に公開して新たな知の創造を刺激する場(オープンラボ)を求めていたのです。
公的な研究機関の知財と、民間企業のインフラ・空間提供ががっちりと組み合わさることで、来館者から観覧料を徴収せずとも持続可能な運営基盤が構築されています。商業施設KITTEの回遊性を高める文化的なアンカー(集客核)としての役割も果たしており、商業と学術が理想的な共生を遂げた稀有な成功事例といえます。