ハットトリックとは?意外な語源から4点5点の呼び方・歴代記録まで完全解説
ハットトリックとは?意外な語源から4点5点の呼び方・歴代記録まで完全解説についての最新情報をお届けします。
競技規則を統括する国際サッカー評議会(IFAB)およびFIFAの規程に基づき、サッカーにおけるハットトリックの適用基準を整理すると、ファンの間で混同されがちな「境界線」が明確に浮かび上がります。
最大の争点となるのが「試合時間とゴール種別」の扱いです。公式戦においてハットトリックが認められるのは、前後半の90分間および延長戦(30分間)のプレー中に記録されたゴールに限られます。試合が決着せずに突入する「PK戦(ペナルティシュートアウト)」で決めたキックは、試合記録上ゴール数としてカウントされないため、ハットトリックの対象外となります。
また、プレー中に得たペナルティーキック(PK)を直接決めた場合は正規の得点としてハットトリックに加算されますが、「オウンゴール(OG)」は相手チームの得点記録となるため、自らのハットトリックには含まれません。
偉業を達成した選手が試合終了後に「マッチボールを持ち帰る(ハットトリック・ボール)」という光景はおなじみですが、これも近代サッカーの美しい伝統です。主審が公式球を選手に手渡し、チームメイトや監督が祝福のサインをボールに書き込む慣習は、1960年代の英国プロリーグから広まった紳士協定であり、現在ではJリーグや欧州5大リーグでも公式に認められた恒例行事となっています。