舌の奥のぶつぶつは病気?痛みの有無や舌がんとの見分け方を解説

舌の奥のぶつぶつは病気?痛みの有無や舌がんとの見分け方を解説とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

医療機関の窓口で「舌の奥に異常なデキモノがある」と訴える患者の約半数以上が、実は正常な生体構造であるという臨床データがある。特に誤認されやすい代表的な組織が有郭乳頭(ゆうかくにゅうとう)と葉状乳頭(ようじょうにゅうとう)だ。

有郭乳頭が正常な状態であっても、その見た目は直径2ミリから3ミリほどの丸い突起が、舌の奥(舌分界条)に沿って「逆V字型」に8個から12個程度整然と並んでいる。初めてじっくり観察した人にとってはグロテスクなイボのように見えやすいが、味覚覚知を担う味蕾(みらい)が集中した健康な組織である。

一方、舌の奥の両サイド(後側縁)にヒダ状に盛り上がっているのが葉状乳頭である。ここは歯ブラシや硬い食べ物、奥歯の接触によって刺激を受けやすく、葉状乳頭の腫れが起きると赤く肥大して異物感や違和感を自覚しやすい。左右両方に似たようなヒダが存在し、数日から1週間程度で腫れが引くようであれば、生理的な反応の範囲内と判断できる。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest