はしごの高さ選びで失敗しない!計算方法と安全基準・おすすめ徹底解説
簡単にわかる! はしごの高さ選びで失敗しない!計算方法と安全基準・おすすめ徹底解説の活用法をロジカルに解説します。
はしご選びで最も多い失敗が「届かせたい場所の垂直高」と同じ長さのはしごを買ってしまうことです。はしごを安全に使用するには傾斜をつける必要があり、さらに屋根面などへ乗り移る場合は上部に余長(突き出し)が不可欠となります。
失敗を防ぐためのはしご高さ計算の基本公式は以下の通りです。
【計算式】必要全長 =(作業面・立て掛け位置の垂直高さ ÷ 0.966)+ 上部の突き出し長さ(60cm以上)
角度75度で設置した場合、垂直高さに対してはしごの有効長は約1.035倍(1 ÷ sin75° ≒ 1.035)必要となります。計算を簡易化する係数として「垂直高さ ÷ 0.966」を用います。
一般的な住宅の2階屋根はしご届く高さを検証してみましょう。標準的な木造2階建て住宅の軒先高さは約5.5m〜6.0mです。この高さに安全に立て掛ける場合、以下の計算になります。
・垂直高さ6.0m ÷ 0.966 = 約6.21m
・屋根昇降に必要な突き出し余長 = 0.60m(60cm)
・合計必要全長 = 約6.81m〜7.0m以上
つまり、2階の屋根や雨どい点検を行うためには、実質的に全長7m〜8mクラスの2連はしご長さが求められます。5m前後の短い製品では、1階の屋根や2階のベランダ下部までしか届かず、無理な体勢での作業を強いられる結果となります。