2000年代以降の興行収入(入場料金の総額)表記への移行、そして2006年の声優陣リニューアル以降は、映像美の刷新と緻密なプロモーション戦略によって興行規模が一段と拡大しました。2018年公開の『のび太の宝島』ではシリーズ最高となる興行収入53.7億円を叩き出し、さらに番外編である3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』(2014年)は単独で83.8億円という驚異的なメガヒットを記録しています。
時代区分・代表作詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価第1期(1980〜1996年) 『のび太の恐竜』〜『ねじ巻き都市冒険記』配給収入:約10億〜20億円 (興収換算で約20億〜35億円規模)当時の邦画アニメ上位5位圏内を毎年独占藤子・F・不二雄先生直筆の「少し・不思議(SF)」な王道冒険譚。物語の骨格が極めて強固。第2期(1997〜2004年) 『南海大冒険』〜『ワンニャン時空伝』興行収入:約25億〜32億円 大山のぶ代体制の完結期春休みファミリー映画の絶対的王者オリジナル脚本が増加し、環境問題や宇宙論など普遍的なテーマ性を色濃く反映。第3期(2006年〜現在) 水田わさび体制&2026年『新・のび太の海底鬼岩城』興行収入:約35億〜53.7億円 (2018年『宝島』が歴代最高)近年の邦画メガヒット基準(40億円以上)を連続突破名作リメイクと一流クリエイターを起用した完全オリジナルが融合。映像クオリティが飛躍。3DCG企画(2014・2020年) 『STAND BY ME ドラえもん』シリーズ1作目興収:83.8億円 2作目興収:約27.8億円日本映画歴代上位に食い込む社会現象大人世代のノスタルジーと感涙を刺激し、普段映画館へ行かない成人層を動員。