庵野秀明とガンダムの真実!富野監督との確執とシン制作の全貌
庵野秀明とガンダムの真実!富野監督との確執とシン制作の全貌に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。
庵野秀明監督と『機動戦士ガンダム』の接点は、単なる「ファンと作品」の距離感を遥かに超越しています。アマチュア時代の「DAICON FILM」で頭角を現し、『風の谷のナウシカ』の巨神兵原画で宮崎駿監督を唸らせた庵野監督ですが、実は1988年公開の映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』において、公式にメカニックデザインのスタッフとしてクレジットされています。
当時の制作関係者への取材や当時の制作進行記録によると、参加のきっかけはメカニックデザイナー・出渕裕氏からの直接の打診でした。富野由悠季監督が目指す「アムロとシャアの最終決戦」にふさわしいデザインを模索していた現場に招聘された庵野監督は、主役級モビルスーツのコンペティションに精力的にアイデアを提出しました。
実際に採用・昇華された代表例が、地球連邦軍の主力艦艇艇である機動戦艦「ラー・カイラム」の基本デザインや、アムロ・レイの初期搭乗機「リ・ガズィ(Re-GZ)」の変形ギミック・外形コンセプトです。当時のラフスケッチには、庵野監督特有の直線的なトラス構造や実在兵器を意識した機能美が色濃く残されており、ファンを驚かせる重厚なリアリズムの礎となりました。