ココアのカフェイン量は危険?コーヒーとの差と睡眠・妊娠の真相
ココアのカフェイン量は危険?コーヒーとの差と睡眠・妊娠の真相について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
ココアのカフェイン量を正しく把握するうえで、最も見落とされがちなのが「純ココア(ピュアココア)」と「ミルクココア(調整ココア)」の決定的な違いです。パッケージの裏面を見れば一目瞭然ですが、両者は原料構成が根本から異なります。
まず、カカオ豆100%で作られる純ココアのカフェイン量は、粉末100gあたり約200mg(文部科学省「日本食品標準成分表」準拠)。一般的なレシピ通り、1杯あたり小さじ2杯弱(約5g)を使用してお湯や温かい牛乳で練り上げた場合、1杯あたりのカフェイン量は約10〜12mgとなります。
国内市場で高いシェアを誇るバンホーテンピュアココア含有量を検証しても、カカオポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれる反面、素材そのままの成分が抽出されるため、1杯あたりおよそ10mg強のカフェインが確実に残ります。
これに対し、一般家庭で広く親しまれているミルクココアのカフェイン量は大幅に低下します。ミルクココアには砂糖や脱脂粉乳、植物油脂などが多くブレンドされており、カカオパウダー自体の比率は全体の15〜25%程度にとどまるためです。代表格である森永製菓ミルクココアのカフェイン量は、1杯分(スティック1本、またはスプーン3〜4杯の約18〜20g)あたりわずか約3.3mg〜4mg程度。これは一般的な「デカフェ(カフェインレス)コーヒー」と同等以下の数値であり、日常的にカフェインを警戒している層にとっても極めて低い負荷と言えます。