京都駅南に伏見稲荷大社の御旅所?歴史の真相と稲荷祭の見どころ徹底解説
京都駅南に伏見稲荷大社の御旅所?歴史の真相と稲荷祭の見どころ徹底解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
伏見稲荷大社で最も格式高く賑わう神事といえば、4月から5月にかけて執り行われる「稲荷祭」です。五穀豊穣と氏子地域の平安を祈願し、約2週間にわたって盛大に催されます。
祭りの幕開けを飾るのが、4月第3日曜日に斎行される神幸祭(しんこうさい)です。本殿での神事を終えた宮神輿五基(田中社神輿・上社神輿・中社神輿・下社神輿・四大神神輿)が、それぞれトラックや氏子区域の巡行を経て、午後にかけて御旅所へと到着します。重厚な神輿が御旅所の境内へ次々と担ぎ込まれる瞬間は圧巻の迫力です。
御旅所に神輿が鎮座している期間中、境内では毎日のように神事や献茶祭、区民による奉納行事が行われます。そして祭りの掉尾を飾るのが、5月3日(憲法記念日)の還幸祭(かんこうさい)です。午前中に御旅所を出発した五基の神輿と神職の列は、東寺の僧侶による「供饌供養(くせんくよう)」を受けるという神仏習合の伝統儀礼を経た後、伏見の氏子地域を丸一日かけて巡行し、夕刻に伏見稲荷大社本殿へと還御します。