味の正福の閉店噂はなぜ?イムズ撤退の真相とアクロス福岡の最新事情

味の正福の閉店噂はなぜ?イムズ撤退の真相とアクロス福岡の最新事情について徹底解説いたします。最新の情報をご覧ください。

結論から申し上げれば、味の正福は現在も天神の地で絶賛営業中です。それにもかかわらず、なぜ「閉店」「営業終了」という風評が定着してしまったのでしょうか。関係各所の記録と天神の都市変遷を紐解くと、そこには複合的な要因が存在していました。

最大の要因は、1989年の開業以来、天神のカルチャー発信拠点として親しまれてきた商業施設「イムズ(天神MMビル)」が、2021年8月31日をもって32年間の歴史に幕を下ろした出来事です。イムズの地下1階に入居していた「味の正福 イムズ店」は、天神中心部で最も目立つロケーションに位置し、観光客や買い物客にとって「正福といえばイムズ」という強烈な記号となっていました。ビル全体の閉館に伴い、同店が看板を下ろした際のニュースや惜しむ声がSNS上で爆発的に拡散された結果、「味の正福そのものが完全閉店した」という誤った解釈が定着してしまったのです。

さらに、かつて存在していた天神コア店など複数展開の変遷や、コロナ禍における外食産業全体の休業ドミノが重なり、情報がアップデートされないまま検索エンジンのサジェストに残存し続けました。しかし実際には、イムズ店と並ぶ重要拠点であった「アクロス福岡店」へ経営資源が集約され、味と技術、そして名物スタッフの威勢の良い接客は見事に継承されています。ファンの間では「移転」とも表現されますが、正確には既存のアクロス福岡店舗がその伝統を一身に引き受け、現在も看板を守り抜いているというのが実態です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest