コンディショナーとリンスの違いを徹底検証!髪質別の選び方と正しい順番
コンディショナーとリンスの違いを徹底検証!髪質別の選び方と正しい順番の詳細解説をお届けします。役立つ情報が詰まっています。
ヘアケア製品のパッケージに記載された名称は、単なるマーケティング用語ではなく、毛髪内部への浸透深度と機能目的によって明確に区別されています。毛髪は中心部の「メデュラ(毛髄質)」、約85〜90%を占める「コルテックス(毛皮質)」、そして最外層でウロコ状に重なり合う「キューティクル(毛小皮)」の3層構造で成り立っています。
かつて石鹸系シャンプーが主流だった昭和から平成初期において、リンスの役割はアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻し、きしみを抑えて表面をコーティングすることが主目的でした。語源である「Rinse(すすぐ・洗い流す)」が示す通り、油分で薄い膜を張り、摩擦や静電気から髪を守る機能に特化しています。
対してコンディショナー(Conditioner)は、髪の状態(コンディション)を整えるという概念から誕生しました。キューティクルを整える表面保護機能に加え、髪の浅い層(キューティクル付近のCMC:細胞間脂質)にまで潤い成分を浸透させ、指通りとしなやかさを同時に生み出す設計が施されています。
そしてトリートメント(Treatment)は、ダメージによって生じた毛髪内部の空洞を補修するための集中ケア剤です。加水分解ケラチンや各種アミノ酸、PPT(ポリペプチド)といった微細な栄養成分がコルテックス深部に浸透し、髪の強度や弾力を内側から再構築します。