旧華族社交倶楽部「霞会館」の秘められた歴史と現代における実態
旧華族社交倶楽部「霞会館」の秘められた歴史と現代における実態にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
昭和43(1968)年、日本初の超高層ビルとして歴史に名を刻んだ霞が関ビルディングの完成とともに、本拠地は同ビルの34階へと移転した。近代的なカーテンウォールの奥に広がるのは、重厚な木目調の内装と古典的な絵画が飾られた異空間だ。一般のオフィスワーカーや来訪者が足を踏み入れることはできず、セキュリティは極めて厳重である。
皇室との距離感も極めて近い。宮内庁や皇室行事との歴史的・儀礼的な結びつきは深く、宮中の伝統儀式や皇族の慶弔に際しては、旧華族層を代表して恭順の意を表し、各種の支援を行うパイプ役を果たしてきた。この超然とした距離感と絆が、組織の格式を揺るぎないものにしている。