2019年は平成何年?平成31年と令和元年の境界線・書類の注意点総まとめ
2019年は平成何年?平成31年と令和元年の境界線・書類の注意点総まとめの具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
2019年に元号の交代が起きた背景には、どのような政治的・歴史的ドラマがあったのでしょうか。その発端は、2016年8月に上皇さま(当時の天皇陛下)が発された、象徴としてのお務めに関するビデオメッセージでした。ご高齢となった天皇陛下が国民に向けて「全身全霊をもってお務めを果たすことが難しくなるのではないか」という心情を吐露されたことは、日本社会に大きな衝撃を与えました。
当時の法制度(皇室典範)には天皇の生前退位を想定した規定が存在せず、皇室典範の全面改正を行うか、例外的な特例法で対応するかについて国会や法制局で激しい議論が交わされました。結果として、一代限りの適用を定めた「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が2017年6月に成立。これにより、2019年4月30日をもって上皇さまが退位され、翌5月1日に天皇陛下が即位される日程が正式決定しました。
この改元の経緯において特筆すべきは、社会的な混乱を避けるための「新元号の事前公表」です。2019年4月1日午前11時41分、当時の菅義偉内閣官房長官が記者会見で「新しい元号は『令和』であります」と掲げた瞬間は、日本中のテレビや街頭ビジョンで中継され、国民的な熱気をもって受け止められました。万葉集の「初春の令月にして 気淑く風和ぎ」を出典とする国書由来の新元号は、これまでの中国古典(漢籍)由来の慣例を破る画期的な決定でした。
さらに人々の暮らしを大きく変えたのが2019年カレンダー祝日の異例の編成です。「祝日法」の規定(前日と翌日の両方が国民の祝日である日は休日となる)が適用されたことで、即位の当日である5月1日を挟む前後が休日化。4月27日(土)から5月6日(月・振替休日)までにおよぶ前代未聞の「ゴールデンウィーク10連休」が誕生しました。また、同年10月22日には国内外の元首を招いた「即位礼正殿の儀」が執り行われ、この日限りの祝日として扱われたことも当時の大きな記憶です。