排気量とは?馬力との違いや自動車税・後悔しない選び方を徹底解説

排気量とは?馬力との違いや自動車税・後悔しない選び方を徹底解説についての真相をご紹介します。

近年の自動車業界で一大潮流となったのが、エンジンの排気量を小さくしながらターボチャージャーで空気を過給する「ダウンサイジングターボ」です。欧州車から火がつき、現在では国産車にも広く浸透しています。

ダウンサイジングターボ 排気量 仕組みの肝は、シリンダー容積を削ってアイドリング時や定速走行時のポンピングロス(吸排気の抵抗損失)と摩擦損失を大幅に低減させる点にあります。たとえば、1.2Lや1.4Lといった小排気量でありながら、低回転からターボを効かせることで、従来の自然吸気(NA)2.0L〜2.4Lエンジンに匹敵する極太のトルクをフラットに発生させます。日本の自動車税区分でも1.5L以下に収まるため、税金を抑えつつパワフルに走れる理想的なパワートレインとして歓迎されてきました。

しかし、ネット上の言説で流布している「ダウンサイジングターボは全方位で完璧なエコエンジン」という認識には、整備現場から見ると重大な盲点が存在します。

第1の盲点は「高負荷時の燃料噴射(過濃噴射)」です。急勾配の山道や高速での追い越し加速など、エンジンに高い負荷がかかり続けると、燃焼室内の温度が急上昇して異常燃焼(ノッキング)を引き起こすリスクが高まります。これを防ぐため、エンジン制御コンピュータはガソリンを冷却剤として多めにシリンダー内へ噴射します。その結果、「カタログ燃費は極めて優秀だが、高速道路を元気に走ると急激に実燃費が悪化する」という乖離現象が発生します。

第2の盲点はメンテナンスコストの厳格さです。過給機は1分間に十数万回転という超高速で回転し、超高温に晒されます。小排気量ターボはエンジンオイルにかかる熱的負荷が極めて高いため、安価な鉱物油やオイル交換の放置はタービン破損直結の致命傷となります。税金を数千円安く抑えたとしても、シビアコンディションでのオイル交換費用や高額なハイオクガソリン指定によって、トータルの維持費が相殺されてしまう事例は日常茶飯事です。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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