突然の激しい胸痛…たこつぼ型心筋症の原因と心筋梗塞との違いを徹底解説

突然の激しい胸痛…たこつぼ型心筋症の原因と心筋梗塞との違いを徹底解説の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

医療現場において最も緊迫するのは、致死率の高い急性心筋梗塞との鑑別です。初期症状はどちらも締め付けられるような激しい胸痛、胸部圧迫感、息切れ、冷汗などであり、自覚症状だけで区別をつけることはほぼ不可能です。

初期の検査データも酷似しています。発症直後の心電図変化ではST部分の上昇やその後の深い陰性T波が観察され、血液検査でも心筋障害を示すトロポニンなどの数値が軽度から中等度上昇します。このため、搬送直後は心筋梗塞の疑いで緊急カテーテル室へ直行するケースが一般的です。

決定的な違いは緊急心カテーテル検査を行った際の「冠動脈の開通状態」にあります。心筋梗塞は動脈硬化プラークの破綻によって冠動脈が血栓で完全に詰まっているのに対し、たこつぼ型心筋症では冠動脈に閉塞が見られません。冠動脈に異常がないにもかかわらず左室造影で特徴的なバルーニングが確認された場合、最新の診断基準(たこつぼ心筋症ガイドラインなど)に則って診断が確定します。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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