動物性・植物性タンパク質の真実!筋肉・減量に効く黄金比率と最新栄養学

動物性・植物性タンパク質の真実!筋肉・減量に効く黄金比率と最新栄養学の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

体づくりの現場で最も多く交わされる「筋肉をつけるなら動物性、痩せたいなら植物性」という言説ですが、生理学的な機序から見ると、それぞれが持つ特性は極めて明快です。 まず、筋肉の合成スイッチ(mTORシグナル)を強力に押し込む能力においては、動物性タンパク質に明確なアドバンテージがあります。筋タンパク質の合成をトリガーする必須アミノ酸「ロイシン」の含有量が圧倒的に多く、摂取後の血中アミノ酸濃度を急激に引き上げるためです。肉、魚、卵、乳製品に含まれるタンパク質の体内吸収率は約90〜95%と非常に高く、トレーニング直後の迅速な筋修復において主力を担います。 一方、減量やダイエットという局面で突出した威力を発揮するのが植物性タンパク質です。大豆やエンドウ豆などに代表される植物性原料は、吸収速度が3〜5時間と緩やかであるため、腹持ちが持続し、間食の防止に直結します。加えて、脂質が極めて低く抑えられており、動物性食品に不可避な飽和脂肪酸やコレステロールを含みません。 アミノ酸の質を測る「アミノ酸スコア」において、牛肉や鶏卵、牛乳は満点の100を誇ります。かつて植物性は必須アミノ酸が一部欠落した「不完全タンパク質」と見なされがちでしたが、大豆もまたスコア100をマークしています。ただし、米や小麦などはリジンなどのアミノ酸が不足する「制限アミノ酸」を抱えているため、単一の植物源に頼ると利用効率が落ちる点には注意が必要です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest