「つま先が上がらない」下垂足とは?原因と治る確率・装具治療を解明
「つま先が上がらない」下垂足とは?原因と治る確率・装具治療を解明について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
Q1:下垂足の疑いがある場合、何科の病院を受診すべきですか?
A1:まずは「整形外科」または「脳神経内科・脳神経外科」の受診が最優先です。腰の痛みや外傷の自覚がある場合は脊椎・脊髄を専門とする整形外科が適していますが、突然の麻痺で手や顔にも違和感がある場合や、明らかな腰痛がない場合は脳卒中や末梢神経疾患を鑑別するため脳神経内科の受診が推奨されます。
Q2:腓骨神経麻痺による下垂足は自然治癒しますか?
A2:短時間の足組みや不自然な寝姿勢による一過性の軽度圧迫(神経伝導ブロック)であれば、特別な外科処置を行わなくても数日から数週間で自然回復することが珍しくありません。ただし、自己判断での放置は危険であり、筋電図検査で神経障害の重症度を正確に測定した上で、ビタミン製剤などの内服やリハビリを行うのが鉄則です。
Q3:下垂足になっても車の運転は可能ですか?
A3:右足に下垂足を発症した場合、アクセルペダルからブレーキペダルへの素早い踏み替えや踏み込みの力加減が困難となるため、重大な事故を引き起こす極めて高い危険があります。医師から十分な筋力回復が確認されるか、手動運転装置などの改造を行わない限り、自己判断での運転は絶対に避けてください。
Q4:尖足(せんそく)と下垂足の根本的な違いは何ですか?
A4:下垂足は「つま先を持ち上げる筋肉が麻痺して持ち上がらない状態」であり、手で他動的に動かせば足首が反る柔軟性があります。一方、尖足はアキレス腱やふくらはぎの筋肉が硬縮し、「足首がつま先立ちの形で固まってしまい、手で押しても上に曲がらない構造的拘縮状態」を指します。下垂足を長期間放置して適切なリハビリを怠ると、尖足へと悪化してしまいます。