太ももの付け根が痛い原因と病気一覧|歩くと痛む時の受診先と対処法

太ももの付け根が痛い原因と病気一覧|歩くと痛む時の受診先と対処法に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。

太ももの付け根と一口に言っても、前側、外側、内側のどこに痛みが集中しているかによって、トラブルが生じている組織が異なります。臨床現場でも医師はまず「指一本で最も痛む場所を指し示せるか(ピンポイントか、全体か)」を確認します。

太ももの付け根 前側が痛い場合、最も頻度が高いのは股関節そのもののトラブルや、足を前に振り上げる腸腰筋(ちょうようきん)の炎症です。歩行の踏み出しや階段の昇降で鼠径部の奥が痛むケースが典型例です。一方、太ももの付け根 外側の痛みは、大転子(だいてんし)と呼ばれる骨の出っ張り周辺にある滑液包炎や、お尻の深層筋の緊張が関係していることが多く、横向きで寝た際に圧迫されて痛む特徴があります。

また、太ももの付け根 内側の違和感や突っ張り感がある場合、内転筋群(ないてんきんぐん)の損傷や、サッカーなどのキック動作・ダッシュで発症しやすい鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)が疑われます。さらに、内側の浅い部分にしこりを触れる場合はリンパ節の腫れも鑑別対象に入ります。

痛みの部位主な疑い疾患典型的な発症パターン・症状第一選択となる受診科前側(鼠径部中心)変形性股関節症、鼠径ヘルニア歩き始めの引っかかり感、立ち上がり時の鈍痛、柔らかい膨らみ整形外科 / 消化器外科外側(太もも外〜臀部)大転子滑液包炎、坐骨神経痛横向きに寝ると痛い、腰から太もも裏・外側にかけての放散痛・痺れ整形外科内側(股の間〜大腿内側)内転筋腱炎、鼠径部痛症候群あぐらをかくと突っ張る、走る・蹴る動作での鋭い牽引痛整形外科(スポーツ整形)鼠径部の浅いしこり鼠径部リンパ節炎、粉瘤小豆大〜ピンポン玉大の硬い腫れ、触ると痛む、微熱を伴う場合あり内科 / 皮膚科 / 外科
山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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