昭和の妖怪・岸信介は何をしたのか?安保改定の真相と政治の闇

昭和の妖怪・岸信介は何をしたのか?安保改定の真相と政治の闇について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。

日米安保改定と並び、日本近現代史における岸の最大の足跡は、自由民主党の結党(1955年の保守合同)における主導的役割だ。社会党の再統一に対抗すべく、保守勢力の結集を強力に推進した。

吉田茂率いる「官僚派」と、鳩山一郎や岸らの「党人・改憲派」が激しく主導権を争う中、莫大な資金力と卓越した調整力で妥協点を見出し、単一の巨大与党を創り上げた。これにより、自民党が半世紀以上にわたって政権を維持し続ける「55年体制」のレールが敷かれたのである。経済界との太いパイプを確立し、開発独裁的な官僚主導システムを戦後民主主義の中に巧みに組み込んだ手腕は、現代日本の政権運営モデルの原型となった。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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