みかんの皮と重曹洗剤の作り方!頑固な油汚れを落とす黄金比率の真相
みかんの皮と重曹洗剤の作り方!頑固な油汚れを落とす黄金比率の真相の重要ポイントをお届けします。役立つ情報が満載です。
非常に環境負荷が低く経済的な自作洗剤ですが、万能ではありません。天然素材であるがゆえの弱点と、化学的性質による使えない場所を把握しておかないと、取り返しのつかない家庭内事故や設備の劣化を招きます。
最たる注意点は、アルミニウム製品への使用です。アルミ鍋や換気扇のアルミフィルター、アルミサッシなどに弱アルカリ性の重曹液が付着して放置されると、化学反応を起こして表面が黒ずんで変色します。一度酸化・黒変したアルミニウムは研磨剤で削り落とさない限り元に戻りません。同様に、塗装が施されていない無垢の白木材や畳、本革製品、大理石などの天然石材も、リモネンやアルカリによってシミや表面の溶解を引き起こすため使用厳禁です。
もう一つの重大な盲点が、みかんの皮洗剤の腐敗リスクです。果皮にはわずかながら糖分やアミノ酸などの有機成分が残存しており、市販洗剤のようなパラベン等の防腐剤は一切含まれていません。常温で放置するとわずか数日で雑菌が繁殖し、液が濁ってカビや酸敗臭が発生します。安全に使用するための保存期間は、密閉して冷蔵庫保管した場合で約1週間から最長10日が限界です。大量に作り置きするのではなく、みかんを食べた直後に小ロットで仕込み、週末のキッチンリセットで使い切る運用スタイルが鉄則となります。