ブート品とは何か?偽物との違いと高額化する噂の真相

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「公式グッズではないブート品が、なぜ公式オリジナル以上の高額で取引されるのか?」という疑問を持つ人は少なくありません。その理由は、ストリートカルチャーの歴史と希少性(アーカイブ価値)にあります。

1980年代後半から1990年代にかけて、アメリカのヒップホップシーン(Rap Tee)やロックバンドのツアー会場の外では、公式の物販列に並べないファンや露天商が独自にプリントしたブートTシャツを路上販売していました。

当時のブート品は、公式には到底採用されない過激なフォトコラージュや、全面に施された大判のシルクスクリーンプリントなど、圧倒的な熱量とデザイン性を誇っていました。デザイナーのダッパー・ダン(Dapper Dan)が高級メゾンのモノグラムを勝手に再構築してラッパーたちに着せたように、「公式へのカウンターカルチャー」としての文脈が後年になってアートとして再評価されたのです。

当時モノの現存数が極めて少ないこと、さらに海外の著名セレブやコレクターが着用したことで、1枚10万円〜50万円以上のプライスがつく現象が定着しました。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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