春に咲く白い花の名前一覧!庭木と野草の見分け方&注意すべき毒性
春に咲く白い花の名前一覧!庭木と野草の見分け方&注意すべき毒性の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
散歩道で最も見分けに迷いやすいのが、バラ科の低木である「ユキヤナギ」と「コデマリ」です。どちらも細い枝先に無数の白い花を群生させますが、その構造には明快な相違点が存在します。
ユキヤナギは、弓なりにしなる細枝の節々に1個から数個の花が直接並んで咲きます。遠目に見ると枝全体に降り積もった雪の帯のように映るのが最大の特徴です。これに対してコデマリは、直径約8ミリの春に咲く白い花 小さい花びらが20輪ほど放射状に密集し、直径3センチ前後の半球形(手まり状)を作ります。枝のラインを楽しむのがユキヤナギ、手まりの立体感を楽しむのがコデマリと識別すれば見誤ることはありません。
一方、見上げる高さで住宅の庭先を彩る春に咲く白い花 庭木の王座といえばハナミズキです。ハナミズキを鑑賞する際に知っておくべき植物学的事実は、私たちが「白い花びら」と認識している部分が花弁ではなく「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれる葉の変形である点です。中央に密集した粒状の部分こそが本来の花であり、初夏に近づく5月に咲く白い花として新緑とともに街を包み込みます。似た形状を持つ日本固有種のヤマボウシとは、「花びらの先端が丸く窪んでいるのがハナミズキ」「先端が尖っているのがヤマボウシ」というポイントで瞬時に見分けがつきます。