二段脈とは?脈が1拍おきに飛ぶ原因と危険度・受診目安を専門解説
二段脈とは?脈が1拍おきに飛ぶ原因と危険度・受診目安を専門解説の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。
健診結果を見比べると、「二段脈」のほかに「三段脈(さんだんみゃく)」という表記を目にすることがあります。この2つの決定的な差異は、期外収縮が挟まる頻度と出現パターンです。
二段脈が「正常拍動1回 + 期外収縮1回」という合計2拍のセットを繰り返すのに対し、二段脈と三段脈の違いは、三段脈が「正常拍動2回 + 期外収縮1回」という合計3拍のサイクルを基本とすることにあります。脈の乱れ方としては、二段脈のほうが期外収縮の出現比率が50%に達するため、体感としても脈の欠落を頻繁に感知しやすくなります。
なお、注意しなければならないのは「三段脈」と「期外収縮の3連発」を混同する誤解です。三段脈はあくまで正常なリズムが2拍入るため、心臓が完全に暴走しているわけではありません。一方で、正常拍動を挟まずに期外収縮が3拍以上連続して発生した場合は「非持続性心室頻拍(VT)」という別の危険な不整脈に分類され、心停止に直結するリスクが高まります。心電図の読み取りにおいては、このリズムの構造的差異を厳密に見極める必要があります。