昭和の遺産から未来の防災・健康ハブへ――変貌を遂げる「尼崎の体育館」最前線
話題沸騰中の 昭和の遺産から未来の防災・健康ハブへ――変貌を遂げる「尼崎の体育館」最前線について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
近年の気候変動に伴う災害リスクの増大に対し、この施設が果たす役割は極めて大きい。地下には巨大な雨水貯留槽と数日分の電力を賄う自家発電システムが完備されている。体育館の屋根全体に敷き詰められた太陽光パネルは、平時の売電だけでなく、緊急時の独立電源として機能する。
さらに、Wi-Fi環境の強化や段ボールベッドの備蓄スペース確保など、避難生活の質を向上させるための工夫が随所に施されている。ただ集まるだけの場所ではない。避難者のプライバシーを守り、心身の健康を維持するための「動くインフラ」としての設計が徹底されている。