鼻の横ニキビの正体とは?痛いしこり・面疔の見分け方と最新治療法
鼻の横ニキビの正体とは?痛いしこり・面疔の見分け方と最新治療法に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
Q1:鼻の横のしこりに市販の化膿止め軟膏を塗れば治りますか?
A1:一時的な気休めにはなる場合がありますが、根本的な解決には至りません。市販の軟膏に含まれる抗生剤成分(フラジオマイシンやクロラムフェニコールなど)は、毛嚢の深部まで浸透しにくく、原因菌が黄色ブドウ球菌やアクネ菌でない場合には効果が期待できません。また、基剤に含まれる油分が毛穴をさらに詰まらせ、炎症を悪化させるリスクもあります。拍動痛を伴うしこりがある場合は、自己判断で市販薬を塗り重ねず、皮膚科で適切な経口抗生剤や高濃度の外用剤を処方してもらうのが最短の回復ルートです。
Q2:鼻の横の赤みや毛穴詰まりを隠すため、ファンデーションを厚塗りしても大丈夫ですか?
A2:炎症を長引かせる直接的な原因となるため、厚塗りは厳禁です。鼻翼基部は皮脂の分泌が激しいため、油分を多く含むリキッドファンデーションやコンシーラーを重ねると、皮脂と化粧品成分が混ざり合って酸化し、過酸化脂質となって毛穴壁をさらに刺激します。どうしてもカバーしたい場合は、ノンコメドジェニックテスト済みのパウダータイプを使用し、患部に直接擦り込まないようブラシでふんわりと乗せる程度に留めてください。帰宅後は摩擦をかけずに速やかに落とすことが鉄則です。
Q3:皮膚科で処方されたベピオやディフェリンを塗ったら、鼻の横が赤くヒリヒリして皮が剥けました。使用を中止すべきですか?
A3:これは「随伴症状」と呼ばれる初期反応である可能性が高いです。BPOやアダパレンは、使い始めの1〜2週間に赤み、乾燥、ヒリヒリ感、落屑(皮剥け)が起こることが知られています。ただし、接触皮膚炎(アレルギー性のかぶれ)を起こしている可能性も否定できません。痛みが耐え難い場合や、腫れが鼻全体に広がる場合は一度使用を中断し、処方医に相談してください。保湿剤を先に塗布してから薬を重ねる「サンドイッチ法」や、塗布頻度を2日に1回にするなど、刺激をコントロールしながら継続する方法が一般的です。