君が代のさざれ石とは?小石が巨岩になる科学的真相と名所の全貌
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「君が代に歌われたさざれ石の実物を見てみたい」という声は多く、全国各地のパワースポットや神社に実物が鎮座しています。中でも最大の聖地と目されているのが、岐阜県西部に位置する岐阜県揖斐川町(旧春日村)です。
伊吹山の麓に位置するこの地は石灰岩の宝庫であり、1961年(昭和36年)に住民の小林宗一氏が山中で巨大な角礫岩を発見したことを契機に調査が進みました。その後、学術的・文化的な価値が認められ、1977年に「笹又の石灰質角礫岩」として岐阜県の天然記念物に指定されています。現在は「さざれ石公園」として美しく整備され、標高約650メートルの清澄な空気の中、苔むした圧倒的なスケールの原石群を間近に体感できます。
また、この岐阜県揖斐川町から産出したさざれ石は、皇室や全国の主要神社へと広く奉納されてきました。京都の世界遺産・下鴨神社(賀茂御祖神社)の境内には「鴨のさざれ石」が祀られており、縁結びの社として知られる相生社のすぐ隣で静謐な存在感を放っています。その他にも、鎌倉の鶴岡八幡宮、東京の赤坂・日枝神社や明治神宮、伊勢神宮にほど近い二見興玉神社など、日本を代表する古社でその威容を拝観することが可能です。