朝ドラ『虎に翼』モデル三淵嘉子の実話とは?劇中との決定的な違い
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弁護士としてのキャリアを踏み出した矢先、日本は太平洋戦争の惨禍へと巻き込まれていく。1941年に結婚した夫・和田芳夫は召集され、終戦直前に戦地で病死。さらに最愛の母と父を相次いで亡くし、嘉子は幼い一人息子を抱えて天涯孤独に近い絶望の淵に立たされた。
焼野原となった東京で、彼女を突き動かしたのは「法によって人を救う」という揺るぎない執念だった。終戦後の混乱期、新たに公布された日本国憲法が掲げる「個人の尊厳」と「法の下の平等」に希望を見出した嘉子は、裁判官への任用を求めて司法省(現・法務省)の門を叩くこととなる。