曲げモーメントの求め方を完全解説!符号と切断法の罠をゼロにする3工程

曲げモーメントの求め方を完全解説!符号と切断法の罠をゼロにする3工程にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

曲げモーメントを求める際、問題集に並ぶ無数の公式を覚える必要はありません。材料力学および構造力学における静定梁の曲げモーメント計算は、すべて同一の3つのステップで例外なく完結します。この手順を忠実に辿る習慣を身につけることが、計算ミスや符号ミスを撲滅する最短経路です。

第1ステップは「支点反力の求め方」の徹底です。梁全体をひとつの剛体とみなし、静的つり合い条件式(水平方向のつり合い $\Sigma X = 0$、鉛直方向のつり合い $\Sigma Y = 0$、任意の点まわりのモーメントのつり合い $\Sigma M = 0$)を連立させて解きます。ピン支点(鉛直・水平反力)やローラー支点(鉛直反力のみ)、固定端(鉛直・水平反力+固定端モーメント)の特性を正確に見極め、外力と反力をすべて確定させます。

第2ステップは「断面法(切断法)のやり方」に則った仮想切断です。曲げモーメントを知りたい任意の位置(支点からの距離を $x$ とする)で梁を仮想的にスパッと切断します。荷重条件が切り替わる区間(集中荷重の作用点や分布荷重の境界)ごとに区間を分割し、切り離した部材の「左側」または「右側」のどちらか一方だけを取り出します。このとき、計算が容易な側を選択するのが現場の定石です。

第3ステップは切断面における内力のつり合いと「曲げモーメント図(BMD)の書き方」です。切断面に作用する曲げモーメント $M(x)$ を正の向きに仮定し、取り出した微小梁の切断位置まわりのモーメントつり合い式 $\Sigma M = 0$ を立式します。求めた $M(x)$ の関数に境界値を代入してプロットすることで、梁全体の曲げモーメント図(BMD)が完成します。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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