まるで異世界!手結港可動橋はなぜ1日7時間しか渡れない?見どころ徹底解説

まるで異世界!手結港可動橋はなぜ1日7時間しか渡れない?見どころ徹底解説について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

一般的な道路橋とは異なり、手結港可動橋は「船が通る状態(橋が上がった状態)」がデフォルトとなっています。車や歩行者が渡れる時間は、1日のなかで数回、合計しても約7時間程度しかありません。

この極端な運用の背景には、手結内港が持つ長い歴史と港湾の構造が深く関わっています。手結内港は、江戸時代初期の明暦3年(1657年)、土佐藩の家老であった野中兼山によって開削された日本最古級の「掘込港湾」です。天然の地形を巧みに利用し、岩盤を掘り抜いて作られた港は狭い水路で外海とつながっており、地元漁師にとってかけがえのない船着き場として機能してきました。

2002年に港湾道路の利便性向上を目的に完成した手結港可動橋ですが、港を行き交う漁船の運航を妨げないことが最優先条件でした。そのため、船の出入りが自由な直立状態を基本とし、陸上の通行は特定の時間帯に限るという運用ルールが徹底されています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest