空が赤いのは地震の前兆?夜空の異変やピンク色の真相を科学的に検証

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夕方だけでなく、「真夜中なのに空が赤く発光している」「深夜2時に空がぼんやり明るい」といった報告も度々ネット上を騒がせます。太陽光がないはずの深夜に空が赤く染まる現象は、一体何が引き起こしているのでしょうか。

夜の空が明るく赤みを帯びる最大の要因は、「低層雲」と「都市の人工照明」の相互作用です。深夜に上空数百メートルから数キロメートルの高さに厚い雲が垂れ込めているとき、街灯やナトリウムランプ、商業施設の看板、高速道路の照明などの人工的な光が上空へ向かって照射されます。その光が雲の底面(雲底)に当たって乱反射し、地上へ跳ね返ってくることで、夜空全体が赤やオレンジ色にぼんやりと光り輝く現象が発生します。

特に雨が降る直前や霧が出ている夜、あるいは冬場に雪が積もって地表の反射率が上がっている夜は、この「光害(ひかりがい)の散乱」が極めて顕著になります。工業地帯や大都市の近郊であればあるほど、深夜でも昼間のような不気味な明るさや赤い夜空が生まれやすくなります。これも純粋な人工光と気象条件の組み合わせであり、地下の震源から放たれた光ではありません。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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