配管のレジューサーとは?同心と偏心の違いや選定基準をプロが徹底解説
配管のレジューサーとは?同心と偏心の違いや選定基準をプロが徹底解説について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。
配管施工の現場において重大事故や機器故障に直結しやすいのが、ポンプ吸込側に偏心レジューサーを設置する際の向きの判断です。
ポンプの吸込水平配管で本管口径からポンプ接続ノズルへ絞り込む場合、必ず「上面フラット(Top-Flat)」で設置しなければなりません。もしこの箇所に同心レジューサーや「底面フラット」の偏心レジューサーを取り付けると、配管上部に天井部のような段差が形成されます。この空間に溶存気体や混入空気が溜まり、配管のエアー溜まりを誘発します。
蓄積した気泡が一気にポンプ内部へ引き込まれると、インペラー(羽根車)内で激しい圧力変動が生じ、キャビテーション(空洞現象)が発生します。これにより、ポンプの揚水不能(エア噛み)や激しい振動・異音、さらにはインペラーの壊食やメカニカルシールの破損といった致命的な損害を招くことになります。水処理施設や化学プラントの現場監督者にとって、吸込側上面フラットの確認は最重要チェック項目の一つです。