肩甲骨の間が痛いのは病気のサイン?危険度の見分け方と改善法
肩甲骨の間が痛いのは病気のサイン?危険度の見分け方と改善法について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
都内の整形外科クリニックおよび理学療法施設への取材データによると、季節の変わり目や寒冷期、長時間の同一姿勢が続いた後に「朝ベッドから起き上がろうとした瞬間に背中に電撃が走った」「くしゃみをした拍子に息が吸えないほどの激痛が走った」と駆け込む患者が年間を通じて後を絶ちません。
このいわゆる「ぎっくり背中」の実態は、胸椎周辺の起立筋群や菱形筋の痛みを主徴とする急性筋筋膜性疼痛です。取材に応じた理学療法士は次のように語ります。
「日頃から猫背や巻き肩で菱形筋が限界まで引き伸ばされて酸欠状態になっているところへ、不用意な回旋動作や咳の衝撃が加わることで筋膜に微小断裂が発生します。患者さんは『骨が折れたのではないか』とパニックになりますが、適切な初期対応を行えば数日から1週間程度で寛解します」
発症直後の初期対応としては、痛む側の背中を上にして横向きに丸くなる姿勢(胎児のポーズ)をとり、炎症が強い場合は保冷剤をタオルに巻いて1回15分程度局所を冷やすことが痛みの早期鎮静化に直結します。