水を飲むメリット徹底解剖!1日2Lの真相と効果を出す正しい習慣

水を飲むメリット徹底解剖!1日2Lの真相と効果を出す正しい習慣の要点を詳しく解説してご紹介します。

長年にわたり定説とされてきた「1日2リットル摂取説」の出所を辿ると、欧米のガイドラインや体重の重い成人男性を基準にした数値が独り歩きした経緯が見えてきます。欧米人と比較して体格が小柄で、出汁や汁物、野菜などを多く含む水分比率の高い食事をとる日本人にとって、誰もが画一的に2リットルの水を飲む必要はありません。

厚生労働省の公式発表資料によると、成人(体重約60kgの場合)が1日に失う水分量は、尿や便として約1.6リットル、呼吸や皮膚からの蒸発(不感蒸泄)として約0.9リットル、合計で約2.5リットルにのぼります。一方で、体に入ってくる水分は、体内で栄養素が代謝される際に生じる「代謝水」が約0.3リットル、3度の食事から摂取できる水分が約1.0リットルです。

差し引きすると、純粋な飲料水として外から補給すべき1日の適切な水分摂取量目安は、平常時でおよそ1.2リットル前後となります。個々の適正量は「体重(kg)×約30〜40ml」で算出するのが生理学的な基本であり、体重50kgの人であれば1.5リットル程度、体重70kgの人であれば2.1リットル程度が自然な必要量です。夏場の発汗や激しい運動を伴わない限り、毎日無理に2リットルのボトルを空ける必要はないのです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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