国立競技場ライブ歴代アーティスト全組!聖地を制す審査条件と裏側

話題沸騰中の 国立競技場ライブ歴代アーティスト全組!聖地を制す審査条件と裏側について、多角的な視点を整理して公開しています。

ネット上や音楽ファンの間では、「潤沢な予算さえあれば、海外の大物や人気K-POPグループでも自由にレンタルできるのではないか」という誤解が散見されます。しかし、ナショナルスタジアムの運営実態を知る関係者の間では、これは明確に否定されています。

第1の誤解は、「空き日程さえあれば優先的に予約できる」という思い込みです。新国立競技場は、日本サッカー協会(JFA)の天皇杯や日本代表戦、Jリーグの重要マッチ、陸上日本選手権などの公的スポーツイベントが最優先で年間スケジュールに組み込まれます。音楽イベントに割り当てられる枠は、年間のうち芝生の生育状況や気候が適したごく限られたウィンドー(主に春先や秋口など)にしか存在しません。そのため、数年前からの水面下での調整と、日程の奪い合いが繰り広げられているのが現実です。

第2の誤解は、「ドーム公演と同等の演出が可能である」という認識です。国立競技場は密閉された空間ではないため、フライング(空中浮遊)機構を吊り下げる強固な屋根フレームを自由に使えず、レーザー光線の見え方も日没時間や周囲の明るさに大きく左右されます。また、火薬や特効(キャノン砲・花火等)の使用には消防法と周辺環境の極めて厳しい許認可が必要となります。かつて旧国立で嵐が見せた壮大な聖火台点火や何千発もの打ち上げ花火、新国立でのAdoによるドローン演出などは、関係各所との気の遠くなるような折衝と技術的妥協の末に実現した奇跡的な演出なのです。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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