小児科でアレルギー検査をしてくれない理由とは?医師の本音と対処法

小児科でアレルギー検査をしてくれない理由とは?医師の本音と対処法についての真相をご紹介します。

Q1:離乳食で新しい食材を試すのがどうしても怖いのですが、どう進めれば安全ですか?
A1:平日の午前中(万が一の際に小児科が開いている時間帯)に、耳かき1杯〜小さじ1杯程度の極微量からスタートしてください。アレルギー反応の多くは食後2時間以内に現れます。事前に検査をするよりも、少量ずつ慎重に進めることの方が医学的にはるかに安全で推奨される進め方です。

Q2:自費(自由診療)でお金を払えば、症状がなくても検査してくれる病院はありますか?
A2:一部の民間クリニックや自費診療対応の医療機関では実施している場合があります。しかし、費用が1万〜2万円程度かかる上、得られた結果の「偽陽性」によって不必要な食事制限に陥るリスクは変わりません。日本小児アレルギー学会の見解からも、自費であっても無症状でのスクリーニング採血は推奨されません。

Q3:保育園から「アレルギー検査の結果を提出してください」と言われたらどう対応すべきですか?
A3:自治体や園に対して、厚生労働省の「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」では「症状がない児に対する事前の血液検査は求めない」と明記されている旨を伝えてください。小児科医に「無症状のため検査適応外である」という診断書や生活管理指導表の記載を依頼し、園側に提出するのが適切な対処法です。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest