不全骨折とは?ヒビや完全骨折との違い・全治期間と放置リスクを解説
不全骨折とは?ヒビや完全骨折との違い・全治期間と放置リスクを解説についての疑問解決ガイドをお届けします。
不全骨折は、一度の強い外傷だけで起きるわけではありません。日々の生活や運動習慣、年齢層によって発生のメカニズムが異なります。
走る、跳ぶといった動作を繰り返し行うことで同一部位にストレスが蓄積し、骨に微細な亀裂が入る現象を「疲労骨折」と呼びます。疲労骨折の多くは不全骨折からスタートし、中長距離ランナーのスネ(脛骨)や足の甲(中足骨)に頻発します。外傷の記憶がないのに運動時の痛みが徐々に強くなる点が特徴です。
また、骨が柔らかく柔軟性に富む小児特有の不全骨折として「若木骨折(グリーンウッド骨折)」が挙げられます。生木を折り曲げたときにポキッと折れずにグニャリと曲がるように、子どもの骨は皮質が破綻せずにしなるように損傷します。子ども自身がうまく痛みを言語化できず、「手を使いたがらない」「足を引きずって歩く」といった仕草で発覚することが多いため、周囲の大人が注意深く観察しなければなりません。