剣道の手ぬぐいの巻き方決定版!面がズレない帽子巻きと手順の極意
剣道の手ぬぐいの巻き方決定版!面がズレない帽子巻きと手順の極意の総合ガイドをご紹介します。最新トレンドが詰まっています。
インターネット上の掲示板や動画サイトでは、「手ぬぐいがなければ市販のフェイスタオルで十分」「柔軟剤を使って肌触りを良くした方が良い」といった情報が散見されますが、これらは武道用具の専門的見地から見れば明確な誤りです。
誤解1:普通のタオルで代用しても問題ない?
パイル地のフェイスタオルは生地自体に厚みがありすぎるため、面の内輪と頭部の隙間を圧迫し、血行不良や激しい頭痛を引き起こす原因になります。さらにタオルは伸縮性があるため、頭部をガッチリと固定するアンカー効果(張力による締め付け)が働きません。面手ぬぐいが平織りの綿100%で作られているのは、適度な薄さと非伸縮性によって、頭部と面を一体化させるためです。
誤解2:手ぬぐいの端が縫われていないのは不良品?
剣道手ぬぐいの両端は切りっぱなしになっており、縫製されていません。これは製造の手抜きではなく、2つの重要な機能的理由が存在します。第1に、縫い目を作るとその部分だけ布に厚みが生じ、面紐で頭部を締め付けた際に骨へ食い込んで激痛をもたらすためです。第2に、切りっぱなしにすることで水切れを極限まで高め、雑菌の繁殖を防ぎ、稽古後の乾燥を早めるという衛生上の知見に基づいています。ほつれて出た横糸は、引っ張らずにハサミで根元から切り揃えることで、数回の洗濯を経て自然とほつれが止まります。
誤解3:柔軟剤でふんわり仕上げるのが良い?
洗濯時に柔軟剤を過剰に使用すると、繊維の表面がシリコン等の油分でコーティングされ、吸水性が著しく低下します。稽古中の大量の汗を吸い取れなくなった手ぬぐいは汗を額へ流出させ、目に入って激しい痛みを引き起こすばかりか、髪の毛との摩擦を失ってズレ落ちる最大の原因となります。手ぬぐいの洗濯は水洗い、または少量の洗剤のみで洗い、天日干しでパリッと乾かすのが剣道手ぬぐいズレないコツの基本原則です。