ボタンダウンにネクタイはNg?2026年のマナーと正解着こなし術
ボタンダウンにネクタイはNg?2026年のマナーと正解着こなし術について徹底解説いたします。最新の情報をご覧ください。
ネット上で流布している情報の中には、服飾のプロから見れば明らかな誤解や、時代遅れの思い込みが少なからず混在している。ここで代表的な2つの盲点を是正しておきたい。
一つ目の誤解は、「ボタンダウンシャツはノーネクタイ専用のシャツである」という言説だ。日本国内でクールビズが導入された2000年代中盤以降、「ノーネクタイでも襟が綺麗に立つシャツ」としてボタンダウンが一気に普及した。その結果、若い世代を中心に「ボタンダウン=ネクタイを外すためのシャツ」という逆転現象が定着してしまった。しかし前述の通り、本場アメリカのトラディショナルスタイルにおいて、オックスフォード地のボタンダウンシャツにレップタイやニットタイ ボタンダウン コーデを合わせる着こなしは、半世紀以上にわたる定番中の定番である。ノーネクタイ専用という認識は、日本独自のクールビズが生み出したローカルな錯覚に過ぎない。
二つ目の盲点は、「高級な光沢スーツにボタンダウンシャツを合わせてしまう」ミスだ。光沢の美しいSuper 130'sといった高級ウールスーツに、ざっくりとした粗野なオックスフォード織りのボタンダウンシャツを合わせると、素材感のミスマッチから極めてちぐはぐな印象を与える。ボタンダウンをビジネスでネクタイと合わせる際は、フランネルやツイード、コットンスーツ、あるいは凹凸感のあるホップサック調のネイビージャケットなど、ややスポーティな生地感のアウターを選ぶのが鉄則である。