就労継続支援B型は儲かるのか?大赤字の真相と2026年経営実態

就労継続支援B型は儲かるのか?大赤字の真相と2026年経営実態の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

Q1:定員20名の事業所で、最も効率よく利益を出すための稼働率の目安はどれくらいですか?
A1:一般的に損益分岐点となるのは稼働率70〜75%(1日あたり14〜15名)ですが、安定した黒字化を維持するには常時85〜90%(1日17〜18名)の通所実績が必要です。障害福祉の特性上、体調不良や通院による当日の急な欠席が発生しやすいため、契約者数そのものは定員枠の110〜120%(22〜24名程度)を確保しておくのが現場の定石とされています。

Q2:利用者に支払う工賃が低いと、事業所の経営にはどのような悪影響が出ますか?
A2:事業所が国から受け取る「基本報酬」の単位数は、前年度の平均工賃月額の実績に大きく左右されます。工賃が全国平均や都道府県の基準を下回り続けると、基本報酬が最低ランクまで引き下げられ、給付費収入が大幅に減少します。さらに、工賃が低い事業所は利用者本人や相談支援専門員から敬遠され、新規の利用者が集まらなくなるという二重の経営危機に直面します。

Q3:異業種から参入する場合、フランチャイズ加盟と完全な自力開業のどちらがおすすめですか?
A3:一概には言えませんが、高額な加盟金や毎月のロイヤリティを支払っても「利用者の集客」や「高単価な仕事の獲得」が保証されるわけではない点に注意が必要です。指定申請の手続きや書類作成だけであれば、経験豊富な行政書士に外注する方がはるかに低コストで済みます。FCに加盟する場合でも、本部が提供する「具体的な生産活動の収益性」と「直営店の真の財務データ」を徹底的に精査し、安易な甘い見通しに飛びつかない姿勢が不可欠です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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