ヴィンテージの神髄か、狂気の芸術か——2026年、世界のストリート文化を侵食し続ける「セント マイケル」解体新書
ヴィンテージの神髄か、狂気の芸術か——2026年、世界のストリート文化を侵食し続ける「セント マイケル」解体新書の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
クリエイティブの核を成すのは、東京とロサンゼルスという異なる文化圏で培われたふたりの感性の衝突だ。READYMADEでミリタリー資材の再構築というジャンルを打ち立てた細川雄太の物作りに対する執念と、カニエ・ウェストの「The Life of Pablo」のマーチャンダイズを手掛け一躍脚光を浴びたカリ・ソーンヒル・デヴィットのグラフィックセンス。
彼らが織りなすグラフィックには、時に宗教的なモチーフや社会風刺、そして死生観すら漂うポップアート的メッセージが込められている。ただ格好いい服を作るのではなく、服というキャンバスを使って時代に対するメッセージを投げかける。この強い意思表示こそが、世界中のファッショニスタたちが共鳴するコアなエネルギーとなっている。