オール3の偏差値は50ではない?内申点27の実態と高校受験の逆転策
オール3の偏差値は50ではない?内申点27の実態と高校受験の逆転策の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
「オール3の成績では、高校受験でどのような選択肢が残されているのか」。現場の進学指導や生徒たちの進路追跡から見えてくる、オール3で行ける高校の現実と、その先の進路展開を検証します。
公立高校の場合、公立高校のオール3合格ラインは、偏差値43〜47前後の普通科、もしくは工業・商業・総合学科といった専門学科が主なターゲットとなります。倍率が1.0〜1.1倍程度であれば手堅く合格できますが、都市部で人気の高い普通科に挑戦した場合、当日点で上位2〜3割に食い込む得点力を発揮できない限り、不合格の憂き目に遭うケースが後を絶ちません。
一方、私立高校では、推薦入試や併願優遇の基準として「9教科27」を設定している学校が少なからず存在します。ただし、特進クラスや上位選抜クラスの基準はほぼ「30以上(4が3つ以上)」に設定されているため、オール3で入学できるのは標準進学コースやキャリアデザイン系の学科が中心となります。
さらに見過ごせないのが、高校卒業後の進路であるオール3からの大学進学の評判と、現場におけるオール3指定校推薦の実態です。
「高校に入ってから頑張って、指定校推薦でMARCHや日東駒専に行けばいい」と楽観視する家庭は少なくありません。しかし、偏差値45前後の高校に割り振られる指定校推薦の枠は、大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士舘)や中堅以下の文系私大、専門学校が主流です。人気のある推薦枠は高校内で評定平均4.0以上を維持した上位層が一瞬で奪い取っていきます。オール3の学力のまま進学し、高校でも中位に留まった場合、一般選抜で日東駒専レベルを突破するのは極めて険しい道となります。