なぜ肩に重機?ボディビル掛け声の爆笑真相と最新マナー徹底解剖
なぜ肩に重機?ボディビル掛け声の爆笑真相と最新マナー徹底解剖の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
ボディビル大会の代名詞としてSNSやテレビ番組を通じて一気に一般層へと浸透したフレーズといえば、「肩にちっちゃい重機乗せてんのかい!」に他ならない。テレビのバラエティ番組『アウト×デラックス』などで取り上げられたことで爆発的なバズを巻き起こしたが、そのルーツを探ると、半世紀以上の歴史を誇る関東学生ボディビル選手権大会や全日本学生ボディビル選手権大会(通称:学連)の応援席に辿り着く。
学連の応援席には、出場する各大学のウエイトトレーニング部員やOBが陣取り、自校の選手を鼓舞するために声を張り上げる。その熱気の中で、先輩や仲間を笑顔にしつつ、ステージ上の緊張をほぐすために繰り出された機知に富んだ野次が、現在の掛け声カルチャーの母体となった。当時現場にいた関係者の証言によると、「誰かが言った面白いフレーズに負けじと、より奇抜で的確な例えを競い合う空気」が客席に充満していたという。
では、なぜ「重機」だったのか。ボディビルにおいて肩(三角筋)は、丸みと立体感が最も際立つ部位の一つである。フロント・サイド・リアの3つのヘッドが極限まで肥大し、まるで油圧シリンダーや重機のキャタピラ、ショベルのアームのような無機質で強固な凹凸を形成している様を前にして、観客の脳裏に浮かんだのが「重機」という無骨な人工物だったのだ。超人的な肉体を、誰もが知るスケールの大きな物体に縮図化して喩えるという、日本語ならではの卓越した言語感覚が生み出した傑作といえる。