なぜ「流行語大賞はおかしい」と炎上?世間とのズレと選考の裏側を解剖
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そもそも、この賞はどのような仕組みで決定されているのか。正式名称は『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン新語・流行語大賞であり、株式会社自由国民社が発行する年鑑雑誌『現代用語の基礎知識』の読者アンケートをもとに編集部が30語前後のノミネート語を選出します。
その後、外部の著名人で構成される「選考委員会」が協議を行い、トップテンおよび年間大賞を決定する流れです。ここで決定的なのは、「データサイエンスに基づく検索数やSNSの投稿数ランキングではない」という点です。
選考委員会が掲げる基準は、「軽妙に世相を衝いた表現とそれらが生み出された背景を顕彰すること」にあります。つまり、純粋な流行の規模ではなく、「言葉としての批評性」「社会的なメッセージ性」が選考委員の主観で評価されます。この選考基準の曖昧さと主観性こそが、客観的な人気ランキングを期待する世間との決定的なズレを生む最大の要因です。