電子タバコリキッド自作の全貌!Vg・Pg比率と有害リスクを解剖

電子タバコリキッド自作の全貌!Vg・Pg比率と有害リスクを解剖にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

ネット上の簡易な解説記事を鵜呑みにした初心者が最も陥りやすい誤解が、「薬局で手に入るグリセリンなら何でもリキッドに使える」という思い込みと、「ニコチン溶液の取り扱いに関する法解釈」の甘さです。

身近なドラッグストアで薬局に並ぶ植物性グリセリン(VG)を購入する際、パッケージの表示を厳密にチェックしなければなりません。グリセリンには工業用、化粧品用、食品添加物用、そして第3類医薬品である「日本薬局方(局方品)」など複数のグレードが存在します。
化粧品用の安価なグリセリンには、肌への保湿力を高めるための防腐剤や別の化学添加物が微量に含まれているケースがあります。経皮吸収を前提とした製剤を肺に吸入することは激しい炎症のもとです。薬局で調達する場合は、防腐剤無添加かつ純度99%以上の「日本薬局方植物性グリセリン」か、信頼できるメーカーが販売する食品添加物規格の製品を指名買いするのが鉄則です。

また、法律の面で極めて重大なのが電子タバコリキッド自作におけるニコチンは違法なのかという境界線です。医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき、日本国内においてニコチンを含有する電子タバコリキッドを「製造」「販売」「譲渡(無償のプレゼントを含む)」することは固く禁じられています。

自身で使用する目的で海外から個人輸入代行等を通じて高濃度のニコチンベース液を取り寄せる行為自体は、厚生労働省が定める規定量(1ヶ月の使用目安である120ml以内)の範囲内であれば現行法上合法です。しかし、個人輸入したニコチンベース液を希釈して作った自作リキッドを、「余ったから」「美味しくできたから」と友人や他人に1本でも無償で譲り渡した瞬間、薬機法違反(無許可医薬品の譲渡)として刑事罰の対象となります。この法的知識の欠落が警察沙汰に発展するケースが実際に存在するため、調合したニコチンリキッドは厳格に自己消費に限定しなければなりません。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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